・有川浩



有川 浩(ありかわ ひろ、1972年6月9日 - )は、日本の女性小説家、ライトノベル作家。高知県出身。 2003年に『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年に同作にてデビュー。
ライトノベルでデビューしながらも、2作目からは一般文芸書籍と同等のハードカバー出版が続いており電撃文庫出身作家の中でも特殊な扱いを受けている(文庫で出版されたデビュー作『塩の街』も、後にハードカバーで出版され直した)。インタビューでは、作品を大人向けのライトノベルと語っており、一般文芸に活動の範囲を広げた現在でも自らを「ライトノベル作家」と称している。 2006年に発売された『図書館戦争』は、「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を、2007年度本屋大賞で第5位を獲得。2008年、『図書館戦争』シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。『植物図鑑』が2010年度本屋大賞第8位、第1回ブクログ大賞小説部門大賞を受賞。『キケン』が2011年度本屋大賞第9位、第2回ブクログ大賞小説部門大賞を受賞。『ストーリー・セラー』が2011年度本屋大賞第10位となるなど、活躍の場を広げている。 電撃文庫の他作家からは「姉さん」と呼ばれている(少なくとも、柴村仁・壁井ユカコの二人が発言)。 名前の浩が「ひろし」と読めるため男性だと勘違いされることも多い。
なお、『県庁おもてなし課』(角川書店 2011年)の印税をすべて東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することを「有川日記」にて公言している。


・代表作品



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