秋津 透(あきつ とおる、1960年2月16日 - )は、東京都出身のライトノベル作家。
早稲田大学文学部卒。公務員として勤務の合間に創作を行い、自作を同人誌で発表し続ける。
その作品が編集者に見いだされ、1988年に『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』(角川スニーカー文庫)でプロデビューを果たす。
以後商業誌・同人誌両面で精力的に執筆を行う。
ルビ(ふりがな)を多用した独特の文体が特徴で、文庫としては大量ともいえる文章量に魅かれた人も少なくない。
またとんでもないキャラクターが多数登場する割に世界観がしっかりとしていることも彼の作品の特長の一つであり、
打ち切り的な終わり方をした『究極蛮人ダンジョーV』シリーズのような作品にあっても世界観の描写はしっかりとなされており
崩れることがなかった。
初期作品には女性同士の性交渉(レズビアン的な)等のエロチシズムな描写が多く、今で言うジュブナイルポルノ的な要素があったと言える。